ワールドカップに行ってきた

どっかのキャッチコピーじゃないですが、W杯を日本で拝めるのは恐らく人生において最初で最後だろうと思い、なんとか取ったアイルランド対スコットランド。今回はアイルランド代表の試合という事で嫁も誘っての観戦。早めに横浜に着いて、関東に転勤になった嫁の後輩と3人でお昼を食べた後いざ会場へ。

道中の時点でもう祝祭感が半端無かったのですが、現場に着くとその高揚感も最高潮に。

キックオフ1時間半前くらいに着いて、とりあえず中に入ろうということでさっさと手荷物検査へ行き、ほぼ待ち時間無く通過。検査は一応金属探知機も当てるけど、そこまできつい事もなく。正直なところ某48系の握手会の手荷物検査を知ってると拍子抜けの感もあるかと。

中に入ってからはマッチデイ購入の列が存外短かったので並ぶ。その間に嫁が飲み物の列に並んでくれることになったので、適当に飲み物をお願いする。10分もかからずに双方買い物が終わったので、自分たちの席がある上の階へ。上のコンコースまで上ったらいきなり数人のハイネケン背負った売り子が待機。なるほどこれはビールを飲む事について困る事はなさそうだとは思ったものの、今日は駅から自宅まで車だったのでその恩恵に預かる事はなかった次第。

席まで来たが携帯の電波の入りがあまり良くないため、携帯を見るのもそこそこにだらだら嫁と話ししたりしていたら、キックオフ時間が近づく。良く見るとアイルランドのジャージとかシャツとか着てる日本人が多い。いつの間にこんなファン増えたのアイルランドって。というか、国内でそんなにジャージとか買える店あるの?って驚いていました。

試合展開についてはそこまで細かい事は言えるほどの知識はないが、とにかくアイルランドのディフェンスが堅かった。どれだけスコットランドが振り回そうとしても決して破綻する事のない緑の壁。高い位置から見るとそれが本当に良く分かった。この辺はテレビでは見え難い部分なんだろうな。

あと、試合については良く分からない効果音とかBGMとかいきなり要求される三本締めみたいな手拍子とかの演出がどうにも馴染まなかった。その割には選手交代のアナウンスで、日本語のアナウンスは背番号だけで、英語のアナウンスは選手名もちゃんと言っていたりして、試合内容を伝えるっていう本来の目的からずれているように感じた。これが今どきの国際大会なのだろうか。またいつもの広告代理店とかが勝手な解釈で作った無駄な演出だったりしないんだろうか。

ノーサイド後は完全に出来上がって、バーや飲食店のみならずコンビニの前でも呑んで歌うアイルランド人やスコットランド人を眺めながら新横浜まで歩く。思った以上の渋滞も切符売り場の混乱もなく新幹線で無事帰宅いたしました。実際行って思ったけど、こんなお祭りが日本に来たって事は純粋に嬉しいし、そこにこうして参加してみて本当に楽しかったという事実は動かない。それで十分じゃないかな。